@Kumakuring

筋トレ中に出てきたただの思いつきを、忘れないうちに書き連ねています。

やらざるを得ない状況を作らないと、なかなか何かを習得できないという話

自分はコツコツやるのがなかなか苦手で、将来使うかもというだけで、何かに備えて知識習得することができた試しがありません。

例えば、就活に活きるかもという段階でTOEICの勉強したり、簿記取得したりしていた学生時代の友人たちもたくさんいました。私にはできないことなのでものすごく尊敬しています!

資格があっても活きるかわからない、といって批判するひと(そういう人は何やってても批判する)もいるけれど、ダラダラYoutube見ているよりは何かしらの形で将来の自分に貢献できる可能性が高いのではないでしょうか。そのため時間のアロケーションと必要な若干のコスト以外で損することはないのではと思うので、意味のあることだとは私も感じております。

 

しかしできない。自分にはできない。

 

例えば、大きな(失敗のできない)試験があるとする、それはフォーカスしてやるのでそれなりの知識は習得してきたように思います。

一方で、例えばTOEICというのはあまり必要性にかられたことがないので実質勉強したことがありません。別途記事に書こうと思っているが、英語に関しては仕事で使用してきたのと、必要ならば英語面接でQualifyできるのでもう履歴書上でTOEICの点数は必要ないと思うのでもう勉強することもないと思っています。(あまりないと思うけど、もう一回学生やるならTOEFL必要になるかもくらい)

 

英語に関して言えば、実は新卒のときに数年後には海外ビジネスをやることは既定路線でした。一方で留学経験もないので大学受験と大学の授業でちょろちょろやったっきりで、それくらいの実力。

最初2−3年は国内の営業で使わない間に、それに備えて自分で勉強することもできたとは思います。結果的に3年目には海外マーケという部署に行くのだが結局それまでにした勉強時間は計10時間とかそれくらいでしょうか…

 

その結果何が起きたかというと、配属されて最初、ものすごく英語に苦しみました。いきなりテレカンに出て議事録とってと言われて、、、となったり、英語で5ページくらいの資料作っといてと言われて丸一日かかったりとか。

 

しかし必要に迫られたおかげで英語力は今では(当初にくらべて)だいぶ伸びた気がします。

 

 

その後も、”仕事上の必要に迫れて”そこそこできるようになっております。ドキュメントの読み書きも問題ないし、英語会議でファシリテートしろと言われてもまぁだいたいのケースでは問題ないくらいになっています。

ここでだいたいのケースと書いたのは、海外の仕事をしている人はわかると思うけれど、日本人の扱いに慣れたカウンターパートだとかはたとえ外人でもわかってくれて、ノンネイティブ扱いで話をしてくれたりします。

 

しかし、全部ネイティブの中に入っていくときなど、会話のスピードが上がったり局面で即時でQ&A答えなきゃいけなかったりでヒアリングでもしんどいこともあったりはします。たぶんこのあたりの苦労は英語でビジネスをする限り一生続くでしょう。

しかし。現状なんとかなってしまっているため、ある程度できるというところで伸び悩んでいる気がします。おそらく英語圏に住んでインサイドセールス担当になって、電話営業かけまくる、等になったら苦戦しながらも確実に英語力は伸びる気もしますが、、

 

必要に迫られる、そういう局面が今後も継続して成長=何かを習得するためには必要担ってくると思います。

いまのところそのような局面をどう作るかというと、自分みたいに会社員をやっているなかで思いつくのは3つでしょうか。

 

  1. 現職で手をあげる。(今はできなくてもやれると言い張る)
  2. 社内でOpportunityがない、ないしは得るのが大変だったら転職してあたらしい環境に移る(ここでも言い張らないといけないかもしれない)
  3. プライベートで経験してみる。

 

最近Voicyにハマっていて、今朝ちょうどMotoさんのVoicyを聞いていたら、「どの本を読んでもとりあえずやってみなさいしか書いていないしまぁ正しい」みたいな話をしていたけれど、うまく言っているシナリオはだいたいこれです。

 

まずは手をあげてやらざるを得ない状況を作る→覚悟を決めて成果をだす(やっている間はめっちゃつらい)→振り返れば習得している。

 

少なくとも自分は、この方程式でしか習得できておりません。興味を持っても興味もって終わり、という感じです。(割と飽き性なので)

 

#3に関して例えば、資産運用に興味あって…という話を何度も聞きます。

自分の場合も興味があるだけで興味だけ持ったまま、社会人の最初5年が過ぎていきました。しかし、100万ぽんと証券の口座に入れてポジション取ってからの半年くらいで5年分で得た知識の数倍くらいの何かを得たと思います。

入社直後からやっていれば、経済どん底からのアベノミクスで資産は数倍になっていましたが…

 

やらないことがリスク、というような自己啓発のようなことは言うつもりはないけれど、これまで一貫して書いてあるように、ポジション取って(痛い目も見ながら)勉強する、おそらくこのスタンスはしばらくは続けると思います。

 

 

おそらく痛い目を見ることも多々あると思いますが、痛い目をみるという経験も大事かなと思っています。とはいえ大変なことになった際にこの記事読んだら、あのときの自分、何書いてんだ、アホかと思うことは間違いないでしょう。